昔から、フクモ陶器の夢には学校が出てくることが多い。夢の中の学校はとてつもなく広く、教室や廊下や階段が迷路のように入り組んでいる。いつも必ずその中で道に迷い、地下に降りたり階段を登ったりエレベーターを駆使したりする割にちっとも目的の教室にたどり着かない、というパターンが毎度である。
やっと分かった
その学校は、ここだった…!
ただでさえ方向音痴なフクモ陶器、教室かと思ってドアを開けたら窯場だったり、
棟の中を歩いていたはずが外のような中庭みたいなところに出たり、この先には何もないだろう…と思うと、ドンつきに突然カフェがあったりする。
とにかく複雑怪奇!
今でも半分夢だったのではないかと思われるほどだ…!
北京の紫禁城に行った時も思ったけど、中国建築における内部の目眩く感じは一体なんなんだろう?
開いても開いても開いてもまだ開くカラクリ箱のようなイメージ。建物を外から見るより中に入ったほうが10倍くらい広く感じる。
日本ではあまりそんな建物って見ないけど
一体何が違うんだろ。詳しい人が居たら教えてください。
学部の教室。
日本の美大とは桁違いの人数が居るぞ!
院生の教室。3つくらいある。
院生もたくさん居るぞ!
もちろん建物はデカいけど、その分学生も居るから、一人当たりのスペース的には日本の美大とそんなに変わらない感じだろうか…
こちらの院生部屋の一角をフクモ陶器に与えてもらった!地下っぽいけど、一階。
ここまで書いて気がついたのだが、2000枚も写真を撮ったわりに、役立つ写真があまりない…!
自分の机周りの写真とか全然無いなあ。
全く痒いところに手が届かないよ。
なんてこった。
ちゃんと時系列で写真入り旅行記とか書いてる人って凄いってことが今分かったぞ…!
まあしょうがないので、とりあえず今回は撮った写真に合わせて説明をつけていくことにしようかな。
こちらは、夢に出てきそうな石膏像。
中国では定番らしいぞ!中国の美大入試の課題ってどんななんだろ!
天井に洗面器が張り付けてあった!
雨漏り対策だろうか?
エアコンが開けっぱなし!
開けっぱなし族のフクモ陶器はシンパシーを感じるなあ。
ロクロは中国ブランド!三つ足タイプ可愛い。
窯は景徳鎮製のガス窯と電気窯。
いつでもフル稼働のようだ。窯を焚く専門の職員(マオ先生)が焚いてくれる。
デカさのわりに8時間で焚き終わり、すぐ冷めるのでなんと次の日の夕方には窯出しできる!
以上、手工芸学院(工芸学科)の内部の紹介でした。
次回は食べ物について書くよ。(予定)
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