top of page
執筆者の写真フクモ陶器

珍しいタロットカード

杭州の話が続いたが、杭州の話はまだ山ほどあるので、全然関係ないこと書こうっと。


珍しいタロットカードの紹介です。

少し前、急にタロットカードが欲しくなって物色していたら(ネットで)、見たことも無いような珍奇なものが売ってたので買ってしまったんだ。


その名は、「mother piece tarrot」

ななんと丸い形をしている。

タロットカードと言えば「正位置・逆位置」(カードの上下の向き)が重要だって噂だけど、このカードは丸いから正逆がはっきりしない…!


まあでも、なんでも白黒ハッキリ分けられないのが世の中ってもんだよね。

そういう意味で、珍妙な絵とは裏腹に、非常に現実的なタロットなのかもしれない。


まずこちらは、「0 愚者」のカード。

裸で逆立ちしていて、いかにも愚かな感じ…!

ベニテングダケを食べようとしてるのか、もしくは食べてこんなことに。

どちらにしろ愚か!

周りの動物達が冷静で賢そうなだけに、よりバカっぽさが浮き彫りに。残酷!


次。

「7 戦車」のカード。

普段イメージする戦車とだいぶ違う、平和的!

ペガサスが牽引している。はたして車輪は必要なのか?!

チェアー部分の鬼瓦みたいな模様が多少攻撃的で戦車感アリ。メドューサっぽいから目部分からビームが出る可能性も。


空にいる星座役の人は、爪先立ちに指先立ちですこぶる大変そう。その上戦車のドライバーが、今にもその変わった棒でお腹の星座部分をコチョコチョしてきそう!見ちゃいられないよ!


次。

「13 死」のカード。

浮世絵のような、スタイリッシュな構図と色使い。

枯れた木、骨、脱皮途中のヘビ。なんだか、このカードだけ妙に洗練されている。他のと絵のタッチが違うし、メッセージも明確。これだけは別人が描いたんじゃ…という疑念が湧く。ツッコミどころが無くて寂しいくらいだ。



さてこのタロットは、小アルカナも味わい深い。小アルカナというのは、4種類(剣、杖、円盤、カップ)各14枚のカード。フクモ陶器は今まで占いに使ったことないけど(使い方が分からない)、見るだけで楽しい。すごいよ、小アルカナも。


「剣の2」のカード。

どうやら、それぞれアイテムがその数だけ描かれているらしい。

これは剣っていうか、鳥の羽。たぶん隣の鳥の羽。

裸の女性は鳥のポーズを真似て(?)片足立ちで、鳥の羽を両手に持ちインフィニティのマークを描く…。そしてそのインフィニティの穴に遥か遠くの2つの小島がピッタリ重なる奇跡…! 

どこから突っ込んでいいのか分からない…!


次。

「剣の4」のカード。


剣をペグにしてピラミッド型テントでキャンプ。ピラミッドパワーを利用してチャクラを開く修行(背面に据えられた七色の玉からの推理)に励む。裸で。

キャンプ場は騒然。

どうもここまで来て思うのは、このタロット、やたら裸が多いな!


次。

「杖の8」のカード。

天使らしき人物がおり飛びながら杖っていうか矢を放つ。先っちょがすごいギラギラしてて怖い。一体何に対してそんなに集中砲火を浴びせているのか?知りたいのはそこなのに、絵が切れてて肝心のとこが見えない!

あと天使のシッポって野性的!


次。

「カップの2」のカード。


際立ってロマンチックなカード。

女の人魚と男の人魚(居たんだ)が乾杯をしている。その手は昆布的な何かでガッチリ結ばれている。そもそも海中でドリンクなんて飲んだら!海中に出ちゃうよカップから!

彼方向こうにはイルカのカップル、そして月と金星のペアが描かれている。手前にあるのも、雄と雌の二枚貝であろうか?(貝って性別あるのかな)

空想生物から天体までリア充ワールド。


次。

「カップの4」のカード。

もはや裸であることには驚かないけど、一体どんな状況なんだよ。

波打ち際で砂浜なのだろうけど、この水色の部分は一体。川…?だとしたらこの女性は水上歩行しているように見える。周りを固める4個の甕も浮いているようだ。


すると…?これは頭上の巨大UFOに甕もろともアブダクションされる瞬間なのではないか…??特殊、きわめて特殊な瞬間を切り取ったカードです。


次。

「カップの8」のカード。

8か…8といえばタコっしょ。

カップか… タコにカップもたせときゃいいっしょ。

という、少々やっつけ仕事な雰囲気を感じなくもない。

持ってる陶器は、染付×2、やちむん風×2、バーナードリーチ風水差し×2、両手付壺×2、それぞれ2個ずつ。 8種類考えるのが面倒くさかったんだなきっと。

78枚もあるんだから、たまにはこんなカードがあってもいいよね。

フクモ陶器はこのカード、マイベスト5に入るくらい好き。


次。

「円盤の1」のカード。


こ、これも…

浮いてるっぽいからアブダクションかなとも思ったが… 違うねこれは!

上のほうに暖炉みたいなのがあるから、これは天井から見たシーンだねきっと!

特殊な模様のラグの上で子ヒョウと戯れる子供。その手に円盤を持っている。周りにはドングリが散らばってる。下の和式便器

みたいのは赤ちゃんベッドかな?

うーん、絵の意図するところは全く分からないけど、なんとなく作者と気持ちが通じ合ってきたかも… 楽しい。


なにせ78枚あるから、他にも紹介したいカードがいっぱいあるけど、このへんで。


もっと見たい人は、フクモ陶器の家に来て深刻な悩みを打ち明けてね!(秘密厳守)

この素敵なカードで占ってあげますよ。

































閲覧数:370回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Kommentare


bottom of page